フルHD2画面の快楽

最近のDAWやプラグインは情報量も多く、シングルウィンドウ方式のLogicやStudioOne、SonarといったDAWでもフルHD1画面では窮屈に感じることが多い。トラック数やインサートするプラグインの数が大量に増えてくると、一度に出来る限り多くの情報を俯瞰したくなる。
また、今年3月末にリリースされる(私も導入予定の)BitwigなるDAWは、機能的にも情報量的にも2画面推奨のように思える。
ということで、フルHD2画面体制にセッティングしなおした。

27インチ2560×1440という選択肢もあったがこの大きさのモニタの価格がまだまだ高いのと、全体サイズが大きすぎるとセッティングの仕方に限りが出てくるだろうということで、今あるフルHD液晶に同じサイズのものをもう1枚追加することにした。この方が横の表示領域はもちろん広い。

とはいえ、この選択ですら相当長期間の逡巡があり、

  • 横2枚にしてその両脇にモニターSPを設置すると左右が開きすぎて音が把握しづらくなる
  • 縦2枚にすると頻繁に上の1枚を「見上げる」形になり姿勢的に厳しい

この二つでずいぶん悩んだ。

その結果、
studioporn_201403_1

こうなった。
横2枚。
単にモニターSPをディスプレイより上に配置して若干下を向ける、というだけのものだが…。
もちろん、1枚のディスプレイの両脇後方少しはなれた場所のSPスタンドにしっかりと設置し、シンプルな構成にした方が音は良い。SPと人を三角形で結べる位置に配置しSPのツィーターが耳の高さにくるように、という定番のセッティングが音が一番良いのだ。
ただ、部屋の狭さやその他の機材設置の関係上、あらゆる試行錯誤を経由した結果この選択しかなかった。

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左にメインのトラック画面、右にプラグインウィンドウとミキサー&MIDIノート編集と波形を置いている。

トラック数が増えてきたときに、ミキサーやMIDI編集画面を閉じたり開いたり、あるいはトラック表示を縮小したり拡大したりと、頻繁に操作する必要があったのだが、これだけ表示領域が増えるとプロジェクトがある程度の大きさになるまでは最低限の操作だけで良い。

見た目はそうとう悪いが、とりあえず作業効率は格段に良くなった。

ちなみにモニターSPが3つあるが、使い分けは以下の通り。
・ADAM A5 ・・・メイン。
背面スイッチでローをグッと抑えてる(おそらく私のカンではこれが「フラット」なf特)
一般的な「低域がしっかりと鳴らないリスナー環境」を想定しつつ、楽曲の輪郭を確実に形作るために使用する。
・RCF AYRA ・・・サブ。
主にベースラインを追うときに切り替えて使うのと、
クラブやオーディオシステムのある部屋のように、50Hz以下がバンバン鳴るような環境でどのように聴こえるかを確認。
・TASCAM VL-M3 ・・・サブのサブ。
いわゆるラジカセチェック。しょぼいPCスピーカーでも曲の輪郭がかろうじて把握できるように最終調整用。

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